いや~ いい映画でした
正直、最初の30分は ん? 大丈夫かな?って思ったけど、
気付いたらいつの間にか、昭和の世界に気持ちよすぎるくらい
どっぷり浸かっていました
戦後のまだまだ豊かとはいえない時代であっても、
当時の街はこんなにも温もりで溢れてたのかな~ とか
古に思いを馳せながら、自然と笑がこぼれてしまうような
そんな映画でした
人との係わり合い方も改めて考え直させられます
それにしても、あの時代は東京にも ゛色”が沢山あったんだなー
ネオンのケバケバしい色ではなく (決して嫌いではないけど)
駄菓子屋さんのお菓子やおもちゃの色、
木や草の自然の色、
商店街を彩る提灯や暖簾、看板の色
こういうものがCGでとても表情豊かに再現されてるのだけど、
こういったCGの使い方って好きです。
(夕日も素晴らしいです!)
日本では殆ど見ることができなくなってしまった街並みだけど、
杭州、蘇洲といった中国の都市部から少し離れた場所に行くと、
似たような街並みが沢山ありました!
『ALWAYS 三丁目の夕日』は役者陣もとってーも素敵です!
特に子役達無しにこの映画は語れません
ずっと心地良い温度でストーリーが進んで行きます
この街に住む人々の日常を描いてるだけで、
本当にそれだけなんだけど、
心は完全にこの世界に奪われ
いつしか気持ちのよい涙を流してました
人情で流す涙はいいものですね~
未だに余韻に浸っています