内容を全く知らないまま観に行ったんです。
“良い映画だった”っていう人が多かった分、
何の予備知識もないまま観て
素直に自分の気持ちが赴くままに感じたいというのがあって。。。。
観た人: “シンデレラマン良かったよ~”
私:“そうなんだ!”
観た人: “この映画はね。。。”
私:“あ~っ 待って!それ以上言わないで!”
こんな会話を何度繰り返した事か。
相手が目上の人の時はかなり苦労しました (ToT)
そんな事をしながら改めて思ったのだけど、テレビとかラジオ、それに読み物からの情報をシャットアウトするのは本当に大変な事なんだなぁ~って。
まあ、そんなかいあって、“無”の状態のままめでたく(!?)観る事ができました。
という事であえてストリーは書きませんが
一言だけ
2時間24分という長い時間を感じさせない素晴らしい映画でした!
-------------以下 多少ネタばれあり------------
それにしても、ボクシングや家族愛が軸となってる映画だとは。。。
しかも実話ベースだとは
ヒラリー・スワンクの
『ミリオンダラー・ベイビー』 を観ても思ったのだけど、ボクシングってアメリカの人達にとって、とても大きな位置を占めるものなんですね。
スポーツや賭け事としてだけではなく
日々の食卓に食べ物を置くための手段であったり
それから、選手が人々に勇気とか希望を与える国民的なヒーロー
そして救世主であったり
ボクシングは“活きる術”であるといっても過言ではない部分もあるかもしれないです。
この映画は何度も試合のシーンが出てきますが、本物の試合さながらの緊張感に
興奮, そして迫力があります。
私ももう身体が前かがみになってしまって、座ったままおとなしくみてるのが 辛かったくらい(笑)
そして、ハイライトは、この父親が家族を苦しい暮らしから守り抜くために起こす行動の数々。もちろん、試合に出る事もそうだけど、どうしてもお金が直ぐに必要で、本来なら弱みを決して見せたくない人達から仕方なく資金的援助を乞いに行くんですが
男の恥もプライドも捨てて、ただ家族を守ろうとする
その姿が胸に深く深く突き刺さりました
守るべきモノがある人はここまで強くなれるのだ。。。。と
映画の最初のほうは、時代も古いし(1920年~30年あたり)、色彩も暗めなので
これで2時間24分か。。。。 正直、結構きついかも。
なんて思ったのですが、
本当良い映画でした。
役者陣も素晴らしいです!
いや~それにしても、最近自分的にあたり映画が多くてうれしい限りです
(”運命じゃない人”、”妖怪大戦争”、”七人の弔”。。。)
ちなみに
『シンデレラマン』 は全国松竹、東急系にて 9月17日(土)
全国公開となります
是非!