今回の京都旅行
初めて哲学の道を歩きました
なんでだかわからんけど
ここは私の修学旅行コースからは
外れてたんです
でも、よかった。
思ったのは
ここは大人になってから
歩くとこ。
せらせら流れる疏水の水は
透き通っていて
それに覆いかぶさるように
八重桜やしだれ桜が咲き乱れてました
子供心にどれだけ響いたか分からないけど
今の私にはこの世と思えぬ美しさで
ただそこにいるだけで
幸せ中枢がこれでもかっていううくらい
刺激されまくり
そして、疏水沿いには民家が立ち並んでたわけなんだけど
こんなスゴいとこに建つ、
ここらの物件は一体いくらくらいするんだろうと
この美しき瞬間において
これまたなんとも味気ないよこしまで
物的な考えが浮かんだ時ばかりは
大人になって来た事を
ちょっとばかり悔やむのでした
それにしても外国、特にフランスからの観光客が
おおいい事!
確かにあんな光景
そうそうお目にかかれるもんじゃないな
と、
思う
この写真は哲学の道から少し奥に入った
『法然院』
谷崎潤一郎のお墓があったり
ひっそりしたとこだったけど
ここには
すーっと下界から遠のいた気分にさせてくれる
不思議な魔力がありました