ひっさびさに劇場でケタケタ笑っちゃいました。
気づいたらアホみたいに。20回以上は。
あんなに笑いの多いい劇場はめずらしいかもです。
最初から、テンポよく凄いスピードでぐいぐい引き込まれて行きます。
っていうのも、阿部サダヲが半端じゃなくいい!
台本に書いてあるだけの文字がどうやったらあんなに風になっていくのか。
彼の動作や表情、言い回し、思わず“こうくるのか!”って感心しまくりです。
天才です。
阿部さん演じる鬼塚は大の舞妓さんフリーク。
ある時なんと、京都に転勤が決まり
念願のお座敷遊びをしようと意気揚々と
お茶さんを訪れると
"一見さんお断り”を突きつけられてしまう。
お茶屋デビューを夢見て、更には、
“ライバル”にどうにか勝とうと奔走するんだけど、
照れや恐怖、悲しみ。。。。
そんな事も、なーんでも前向きにしてに変えられてしまう。
「情熱」というものパワーを改めて突きつけられた感じ。
鬼塚が初めてお座敷遊びをするときなんて、
まるで自分も初体験してるようで、ドキドキ、ワクワク感が
もろに伝わってきます! 妖艶で艶やかな画も見応えあるし。
行ってみたいな〜。誰か連れてってくれないかしら〜
役者も演技も、ストーリーも全部がめちゃくちゃ濃いいから
かなりお腹いっぱいになるけど、とても上手くまとまっているので
もたれの心配はございません。
あと、舞妓さんの世界が見れるのも楽しい。
豆知識もふんだんに散りばめられてます
しかし、私が男だったら、京都弁には絶対にやられちゃうな〜
元気をもられる映画です。これ見て、京都行きたくなる人
増えるだろうな。
かくゆう私もその1人だけど。